「狼疾正伝 中島敦の文学と生涯」が入荷いたしました。

2009年 河出書房新社

川村 湊 (1951-)
北海道生まれ。文芸評論家、法政大学名誉教授。
『戦後文学を問う』『海を渡った日本語』『闇の摩多羅神』など著書多数。

漢文学者の家系に生まれ、美しい漢文調と短くも品格のある小説が特徴の中島淳。明治の終わりから昭和初期を生き、33年で燃え尽きた〈狼疾の人〉の生涯を描ききる決定版評伝です。

『山月記』『李陵』『名人伝』から『北方行』『南島譚』や短歌まで、時空を超えて躍動する作品世界の全貌を暴くことで、より中島敦の作品理解が深まります。

さらに中島淳の文学作品とその生涯を時系列に沿って詳細に分析することで、中島敦の思索と文学が密接に結びつき、より深い理解を得られる内容になっています。

中島淳のついての評論と評伝の融合ともいえる本書は、普遍的かつ客観的な視点でまさに中島淳の正伝といえる1冊です。

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