2023年 フィルムアート社
須藤健太郎
1980年生まれ。映画批評家。
学習院大学文学部准教授。著書に『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国、2019)、『作家主義以後』(フィルムアート社、2023)、訳書にニコル・ブルネーズ『映画の前衛とは何か』(現代思潮新社、2012)、『エリー・フォール映画論集 1920–1937』(ソリレス書店、2018)、ニコル・ブルネーズ『ジャン゠リュック・ゴダール——思考するイメージ、行動するイメージ』(共訳、フィルムアート社、2025)、監修にカイエ・デュ・シネマ編集部編、奥村昭夫訳『作家主義[新装改訂版]』(フィルムアート社、2022)など。
映画批評家である著者の様々な媒体に発表されたテキスト、講演の採録などがまとめられた一冊。
映画史を再定義する作品を複数取り上げた論表から、キネマ旬報で担当した映画の短評を再構築したレビューをまとめた章など、著者の映画批評への挑戦を集約した内容になっています。