ヘーゲル全集を入荷いたしました。

1996年 岩波書店

哲学を学んでいない、馴染みが無いという人でも、名前は何度も耳にしているのではないでしょうか。ドイツ観念論を代表する大哲学者、ヘーゲル。18世紀後半から19世紀初頭の人物で、フルネームは「ゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル」といいます。

神聖ローマ帝国の時代、ヴュルテンベルク公国にて、プロテスタントの家庭に生まれます。勉学への熱意が高く、神学・哲学・ギリシア文化・キリスト教史など様々な分野の研究を行います。
チュービンゲン大学卒業後は家庭教師として働きながら、政治研究にも着手。
研究・執筆を続けながら大学教授職にも尽力し、多くの学生たちに影響を与えました。

観念的に理想を追求する思想が強かったそれまでの哲学に対し、悲観的にならない目線で現実世界を直視する哲学を構築したヘーゲル。
思想・哲学分野だけでなく、政治学や経済学、宗教学、あらゆる分野へ多大な影響を遺しました。彼がいなければ、現在の世界は今と全く異なるものになっていたでしょう。

全20巻、32冊揃いの全集です。

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