シモーヌ・ヴェーユ 『カイエ』を入荷いたしました。

1992~98年 シモーヌ・ヴェーユ著 山崎揚一郎ほか訳 みすず書房

シモーヌ・ヴェーユ(1909~1943)。フランスの思想家。数学者アンドレ・ヴェーユの妹。アランに学び、労働運動や社会活動へ参加する。卒業後は女子リセの哲学講師となるが、休職ののち工場労働者の生活へ入る。36年スペイン内戦で人民戦線派義勇軍に参加、42年にはアメリカへ亡命し、しかしロンドンへ入ったときには肺結核が悪化しており、また彼女の思想や信仰心から戦時下の人々の苦しみを思い食事をとらずに衰弱死した。著作に『超自然的認識』、『ギリシアの源泉』、『圧迫と自由』などがある。
本書ではヴェーユの手記を通してその深い思考や人間までが見えてくること間違いありません。

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