ハイデッガー全集を入荷いたしました!

1988~2010年 創文社

マルティン・ハイデッガー(1889~1976)。ドイツの哲学者。西南ドイツの小さな村メスキルヒのカトリック教会職員の長男としてうまれ、フライブルク大学で神学をや哲学を学ぶ。リルケットやラスクらの新カント学派の影響を受けつつ、のちにフッサールの論理学研究から決定的な影響を受け、フッサールの助手としてその指導とともにアリストテレスの現象学的解釈へ携わる。またキルケゴールやディルタイの解釈学を発展させ、基礎的存在論として実存哲学を形成した。1930年以降は存在そのものの解明へ向かった。著書には『存在と時間』、『形而上学とは何か』など多数ある。
ハイデッガー全集はドイツで刊行中の全103巻を予定したものの日本語版として、1985年より創文社にて刊行されていました。2020年の創文社閉業にともない続巻の刊行と既刊の提供を東京大学出版会が引き継ぎました。哲学界では人気を落とさないハイデッガーのここでしか読むことができない著作や論文もあります。研究だけではなく、ハイデッガーファン必需の全集になること間違いありません。

オンラインストアはこちら