2012年 勁草書房
北澤毅 (1953-)
筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学 現在立教大学文学部教授 主要論文・著書『少年犯罪の社会的構築:「山形マット死事件」迷宮の構図』(共著,東洋館出版 社,2002年)、『質的調査法を学ぶ人のために』(共編,世界思想社、2008年)
乳児の泣きにも大人の泣きにも規則性がある。それはどういうことか。社会構成主義、社会化論、制度化論、記憶論から「泣くこと」を大胆に読み解いた本著。これまで生理的現象や個人の内面に生起した感情の発露とみなされてきた涙。本書は、その社会性・文化性を感情社会学の理論研究と質的データの実証研究を通して明らかにしています。相互行為場面、フィクションデータ、史資料を分析する多彩な視点が、構成主義的研究方法の可能性を拓きます。
感情やこころといった私たちの心的状態をめぐって、あらたな知見を得られる1冊です。




