『「ボランティア」の誕生と終焉 の知識社会学』が入荷いたしました。

2012年 名古屋大学出版会

仁平典宏 (1975-)
1998年東京大学教育学部卒業。2000年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。2008年東京大学より博士号(教育学)取得。

明治後半から現在に至るまでにボランティアをめぐる語りの形式がいかに変容してきたかを分析、それを通して現在の政治・社会状況の一端を解明することを目的とした本書。

これまでも「ボランティアとは何で、どんな価値があるか」という内容の書籍は数多くあったが、本書は『「ボランティアとはなにであるのか」という問いについて、人々は何を語ってきたのか』という、『ボランティアに関する語り』に関する分析であるという点がもっとも特徴的であるといえます。

人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問い直した1冊です。

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