「ロールシャッハテストはまちがっている 科学からの異議」が入荷いたしました。

2006年 北大路書房

ロールシャッハテストは、左右対称のインクの染みが描かれた10枚の図版を被験者に見せ、「何に見えるか」を自由に答えてもらうことで、その人の思考パターンや感情、対人関係の特徴などを分析する心理診断です。

1921年に発表されたロールシャッハテストは、現代からすると古い理論に基づく時代遅れな検査とも言えます。1950-60年代には、広範囲にわたる科学的吟味にかけられ、ほとんど実用性に乏しいものであると明らかになりました。にもかかわらず、アメリカではかなりの数の臨床心理士がこのテストを利用し続けています。

「ロールシャッハテストは、あらゆる心理テストの中でもっとも愛用されてきたものであるが、同時にもっとも非難されてきたものでもあるという不可思議な面を合わせ持つテストである」という冒頭のこの一文が示す通り、本書ではロールシャッハテストの長い歴史を語り、その多くの科学的欠陥と少数の妥当な臨床使用について検討しています。臨床実践における科学の異議について問題提起となる1冊です。

 

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