2005年 三元社
木村護郎クリストフ (1974-)
1977年東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業。2002年一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。上智大学外国語学部ドイツ語学科講師、博士(学術)。専攻:言語社会学、異言語教育学。
本書は少数言語の言語活動を通して、「人為性」が言語現象の本質的要素であることを明らかにし、社会制度としての言語構築の過程を理論的に捉えることを目的とした学術書です。本文では、大きく四部に分けて構成され、詳細なフィールドワークと理論的考察を融合させています。
本文では、一度母語話者を失った後に意図的な復興運動で再生された事例として、”ケルノウ語”(イギリス南西部コーンウォールのケルト系言語)と、少数語として衰退傾向のあるドイツ東部ラウジッツ地方の”ソルブ語”を例に挙げ、少数言語の言語活動について解き明かし、少数言語を社会資源として理解する新たな視点を掲げています。




