「ローマ帝国社会経済史 全2冊揃い」が入荷いたしました。

2001年 東洋経済新報社

ミハイル・イヴァノヴィチ・ロストフツェフ (1870-1952)
ロシアの歴史家。ウクライナのキエフで生まれる。キエフ大学で学び、後にペテルブルク大学で学んだ。1898年以後この大学のラテン語教授として講壇に立ち、同時にロシア学士院の会員とロシア帝室考古学会副会長などの重職を務めた。

著者の主著である本書は、初期の歴史観を大いに更新したと考えられています。ローマ帝国の社会的な変化を、当時としては画期的な「経済学的・社会学的な視点」から分析し、帝政期における都市化と商工業の発展に注目し、ローマ帝国の社会経済全体を包括的に解説しています。
古代ローマを「社会・経済」というマクロな視点から描き出し、帝政ローマを生み出したカエサルとアウグストゥスの背景を探求しています。 社会経済の変化がローマ帝国の運命を決めたという筆者の主張は大きな影響を与えました。
現代の歴史学の名著をぜひお楽しみください。

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