「運命の女神 その説話と民間信仰 新装復刊」が入荷いたしました。

2005年 白水社

ロルフ・ヴィルヘルム・ブレードニヒ(1935-2023)
ドイツの民俗学者、口承文芸研究家。
1980年代からドイツ語圏における昔話研究の中心的な位置にあり、専門誌の主たる編集者である。1991年から1999年までドイツ民俗学会会長を務めた。外国の研究機関との関係では特に2000年にニュージーランドのヴィクトリア大学ウェリントンへ招かれ、その後、客員教授を兼ねた。昔話と現代民話の分野などで多くの著作と編著があり、日本では竹原威滋や池田香代子らによって翻訳・紹介されている。

【子供が生まれて3日目の夜、運命の女神たちが訪れ、その子の死について予言する。それはあらゆる努力にもかかわらず、意外な形で成就する。】この最もグローバルであり、古代から現代まで脈々と生きつづける伝承を、現代の詳細な口承資料と祭祀を中心に民俗学的に考察し、人類の基層の信仰文化を解明した本著。膨大な資料にもとづいて考察し、民俗信仰の根源に迫った民話学の画期的名著になっています。

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