「源氏物語のテクスト生成論」が入荷いたしました。

2000年 笠間書院

土方 洋一(1954年 – )
日本の日本中古文学研究者。広島県生まれ。青山学院大学文学部日本文学科教授をへて、同大名誉教授。学位は文学博士。

「物語は基本的に出来事の連鎖の記述によって構成される」、「その連鎖の仕方には一定の規則性がある」等の概念に基づき、「テクスト論」と呼ばれる「読み」の方法によって、源氏物語を考察した本書。
源氏物語における、さまざまな史実や伝承・先行文学との関わりや作品中の和歌の解読など、「テクスト論」に基づき徹底的に研究されています。
書かれている物語のその背後に広がる、膨大な言語空間をとらえた、新たな容貌を見せる源氏「物語」論になっています。

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