「琉球救国運動 抗日の思想と行動」が入荷いたしました。

2010年 舎Mugen

後田多敦 (1962年-)
石垣島生まれ。 神奈川大学 国際日本学部 歴史民俗学科教授。
専攻は日本近現代史、琉球思想史。

19世紀末、近代日本が武力で強行した琉球国の併合、いわゆる“琉球処分”。それに抗った琉球人の思想と行動はいかなる意味を持つのか。沖縄での救国運動を軸として各種の動きをまとめた本書。清国亡命・南清貿易・徴兵忌避など、彼らの具体的な動きを詳細にたどりつつ、それがアジア諸国で起こった“抗日運動”の先駆的形態であることを明らかにした、東アジア近代史研究の意欲作です。
本書を通じ、救国運動の事実を掘り起こし、埋没してしまった活動家たちに光を当て、少しでも関心を持ってほしいという著者の思いが込められた1冊になっています。

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