『シェイクスピア全集』(白水社)を入荷しました!!

1992年 ウィリアム・シェイクスピア作 小田島雄志 訳 白水社

ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)は英国の劇作家・詩人です。20歳を過ぎてロンドンの劇界に入り俳優として出発し、劇作へ転じます。バラ戦争を背景とする『ヘンリー6世』『リチャード3世』を発表し、喜劇『じゃじゃ馬ならし』を書く94年に宮内大臣お抱え一座の幹部座員となり劇作家としての本領を発揮し始めました。『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』『リチャード2世』などの抒情的な作品を発表、『ヴェニスの商人』『十二夜』へと展開していきました。また「悲劇時代」と呼ばれる数年間は生死や善悪、罪と罰などをテーマとして『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』の四代悲劇を作りあげます。
詩人としても名高くイギリスの最高傑作とも謳われる『ソネット集』があります。
本全集は白水Uブックス版の新書サイズで非常に読みやすく、持ち運びにも適しています。また小田島雄志の個人全訳のため全巻を通して統一感があり、巻末の高村忠明による詳細な解説を頼りにそれぞれの作品へ深く入り込んでゆくことができます。
ポケットにシェイクスピアを入れて出かけたいですね。

書籍詳細・ご注文はこちら