2016年 教文館
近藤勝彦(1943-)
東京に生まれ。日本のキリスト教神学者。東京大学文学部卒業、東京神学大学大学院修士課程修了、チュービンゲン大学に学ぶ。神学博士(チュービンゲン大学)。東京神学大学教授、学長を経て、同大学名誉教授。日本基督教団銀座教会協力牧師。
救済史【創造以前に定められた神の計画により、イエス・キリストの死と復活を中心に堕落した罪人を救う、全ての御わざ】について、その起源と成立から、現在にいたるまでの変遷とそれに基づく希望の終末論を扱った内容になっています。教会と伝道に仕える神学を志した著者が、教義学の営為の全体像を描き出した渾身のシリーズの完結篇です。重い混乱の現代だからこそ、神学の必要性を感じられる、そんな1冊になるかもしれません。