!!大森荘蔵著作集を入荷いたしました!!

1998年 岩波書店

大森荘蔵(1921~1997)。哲学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業。海軍技術研究所三鷹実験所を経て、東京大学文学部哲学科へ入学。1950よりアメリカ留学を経て、52年に同大教養学部助手、66年に教授となる。
物理学から哲学へ転身し、アメリカ留学経験から論理実証主義・分析哲学の紹介者として哲学界へ登場した。沢田允茂や吉田夏彦らと科学的哲学の立場を示し、実存主義やマルクス主義などとはちがうベクトルを体現した。バークリー、ヒューム、ウィットゲンシュタインの議論を軸に展開され『言語・知覚・世界』にまとめられる。
また『物と心』『流れとよどみ』『新視覚論』などは大森の新たな達成として注目される。そして90年代には『時間んと自我』『時間と存在』『時は流れず』といったように時間論や他我論へと議論が広げられた。
大森哲学といわれるように自前の哲学を展開した日本に稀有な存在として現在も大きな影響力を持っている哲学者のひとりである。

本著作集を通して野矢茂樹や永井均らが進んでいる現在の哲学界を見渡す大きな手立てとなること間違いありません。

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