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ベンヤミンの本

2017/12/20 

ヴァルター・ベンヤミンの本、文庫本が入荷しました。
その中から2冊ご紹介いたします。

『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』W・ベンヤミン/著 浅井健二郎/訳 2001年 ちくま学芸文庫
 カント、後期ヘルダーリン、晩年期ゲーテという状況配置の中心に初期ロマン主義をとらえ、フリードリヒ・シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる「ポエジー」言語の森に、ドイツ・ロマン主義の「芸術批評」概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出した。「主観‐客観」構造を排した「絶対的形式」は可能なのか。言語はいかにして「同一性」を実現あるいは回復しうるのだろうか。従来のロマン主義理解を根底から覆す『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』に、ヘルダーリン論、カント批判論ほかを加えて、初期ベンヤミンの思想世界を呈示するとともに、シュレーゲル「ゲーテの『マイスター』について」をも併録した新訳。

『ドイツ悲劇の根源 上下巻』W・ベンヤミン/著 浅井健二郎/訳 1999年 ちくま学芸文庫
 「根源」へのまなざしが、「ドイツ・バロック悲劇」という天窓を通して見る、存在と歴史の「星座(コンステラツイオーン)」『ドイツ悲劇の根源』は、この「星座」のきわめて精緻な叙述であり、バロックの言語形式との格闘のなかで、言語哲学と歴史哲学が、理念と現象が、ギリシア悲劇と近代悲劇が、英雄の神話的生と被造物の歴史的生が、メランコリカーとハムレットが、象徴とアレゴリーが、音声と文字が、神と悪魔(サタン)が、さまざまに火花を散らしながら出会った。哲学的批評の方法論、悲劇論、メランコリー論、アレゴリー論から成る1920年代のこの名著に、「運命と性格」、「暴力批判論」、「カルデロン・ヘッベル論」ほかの関連論考・資料を加えた新訳。

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