ライプニッツ術、ほか入荷しました
2017/12/09
『ライプニッツ術 モナドは世界を編集する』佐々木能章/著 2002年 工作舎
ライプニッツは、図書館司書兼外交官として動乱期のヨーロッパ政治にかかわりながら、記号論理学や微積分法の創始、二進法の研究、計算機の改良、普遍学の提唱さらには中国学など、驚くほど広範囲におよぶ研究を成し遂げたバロックの天才である。尽きることのない想像力の秘密はどこにあるのだろうか。「発想術」「私の存在術」「情報ネットワーク術」「発明術と実践術」の四つの視座から哲学の生きた現場に迫る。
『社会の構成』アンソニー・ギデンズ/著 門田健一/訳 2015年 勁草書房
機能主義や自然主義、客観主義に依拠するそれまでの社会学に大きなくさびを打ち込み、現代社会学に大きな影響を与え、その後の近代化論の出発点ともなったギデンズの理論的主著。主観と客観という二元論を構造の二重性と捉え、さらに時間-空間の観点を導入することで、新たな社会理論の構築が可能となる。
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