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黒死病 ペストの中世史

2016/03/19 

1347年秋、世界の終焉を告げる船がシチリアに着いた。
またたく間に欧州人口の三分の一を奪い、「大いなる死」と呼ばれた疫病の恐怖。

メッシーナは普段どうりの日常を送っていた。
漁師はその日の収穫を水揚げし、老女たちは噂話に興じ、子供たちは砂浜で追いかけっこをしていた。

そして、その船の錨が下され、渡り板がかけらた。
ジェノヴァ人の船員たちが転げるようにして桟橋に降りたった。
彼らは、骨の髄まで病に冒されていて、彼らの一人と話しただけで感染し、死を免れることはなかった。

こうして黒死病はヨーロッパに到来した。

ペスト菌は、目の前に現れた相手が何であろうと、ほとんどすべてを殺すことができる。
ペスト菌には世界一の病原菌になれるだけの性質が一つ残らずそろっているだけでなく
生物学的な魅力も併せもっている。

黒死病はペストではない!?

ペストの歴史だけではなく、科学的な内容も含まれているペスト物語。

黒死病 ペストの中世史
ジョン・ケリー著 野中邦子訳
2008年 中央公論新社

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