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ベンヤミンと女たち

2016/03/14 

ベンヤミンは生涯に三人の女を愛した。ユーラ、アーシャ、ドーラ。
恋愛感情に囚われたときのベンヤミンは、わがままで、頑なで、お人よしだった。
自分が自分でも驚くほど様変わりするのは、本当の愛が
彼を愛する女性に似せてゆくことに基づいているからだった。
ベンヤミンは〈模範の能力〉に深い関心をむけていた。
結婚していっしょに暮らす以上に、人を互いに似たものにするものはない。
こうした変化が最も激しかったのは、アーシャとの結びつきにおいてだった。
そのとき初めて自分の中に多くのものを発見することになった。
自分で思っている自分は自分ではない。
自分がどんな人間であるかは、自分がどんな人を愛するのかで知れるのだ。
ベンヤミンは3人の女を愛し、自分の中に3人の男を知った。

ベンヤミンと女たち
三原弟平/著 青土社

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